「窓を1か所カバー工法で替えると、だいたいいくらかかるのか」

「玄関ドアの交換は、何十万円くらいを考えておけばよいのか」

窓や玄関ドアの交換は、大きさや製品、ガラスの種類、お家の状態によって金額が大きく変わります。そのため、決まった定価表をお見せすることができません。その代わりに、このページでは、当店が実際にお出しした見積をもとに、よくある工事の例ごとの金額の目安をまとめました。

正式な金額は、現地調査で寸法とお家の状態を確かめてからお出しします。ここに載せた金額は、ご予算を考えるときの目安としてご覧ください。

この目安の出し方

2025年5月から2026年9月までに当店がお出しした、カバー工法の工事の見積をもとにしています。同じお宅に何度か出し直した見積は1件にまとめ、いちばん新しい版だけを使いました。対象は52件の工事です。

  • 金額は、お客様にお出しした見積の金額(税込)です。1,000円単位に丸めています。
  • 「よくある金額」は、実例を金額の順に並べて、特に安いものと特に高いものを4分の1ずつ除いた幅です。特に安い例や高い例は、特別な事情のことが多いためです。
  • 「標準的な金額」は、実例を金額の順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる例の金額です。
  • 補助金を差し引く前の金額です。
  • 2026年10月から、メーカーの価格が改定されます。改定後の価格はこの目安に入っていません。

窓のカバー工法(マドリモ・戸建て)の目安

戸建て住宅の窓を、YKK APのマドリモで取り替えた見積の、窓1か所あたりの金額です。工事費や諸経費は含まない、窓の製品の金額です。

窓の大きさ よくある金額(税込) 標準的な金額(税込) 実例の数
小さめの窓(面積1㎡未満。トイレや廊下の小窓など) 約12万〜14.5万円 約12.1万円 5か所
中くらいの窓(1〜2㎡。腰高窓など) 約13.6万〜18.7万円 約15.9万円 13か所
大きい窓(2㎡超。掃き出し窓など) 約22万〜26.8万円 約24万円 14か所
浴室の窓 約12.7万〜19.3万円 約14.6万円 12か所

同じ大きさでも、窓の枠が樹脂かアルミ樹脂複合か、ガラスの種類、網戸や格子の有無によって金額が変わります。マドリモの種類はマドリモのページ、窓の枠の違いは窓の断熱リフォームのページでご説明しています。

カバー工法で交換した後の浴室の小窓

マンションの窓の目安

マンション用のカバー工法の窓(マドリモ マンション用)の、窓1か所あたりの金額です。

窓の大きさ よくある金額(税込) 標準的な金額(税込) 実例の数
2㎡以下の窓 約15.1万〜24.7万円 約21.1万円 7か所
2㎡を超える窓(掃き出し窓など) 約22.7万〜29.5万円 約25.5万円 11か所

LIXILのリプラスでマンションの窓を替えた見積もありますが、2件の工事だけなので目安には入れていません。マンションの窓や玄関ドアの交換には、管理組合の承認が必要になるのが一般的です。申請に使う書類は当社で用意します。リプラスについてはリプラスのページをご覧ください。

玄関ドアのカバー工法の目安

玄関ドアをカバー工法で取り替えた見積の、ドア1か所あたりの金額です。額縁やハンドルなど、ドアに付く部材も含めた金額です。

ドアの種類 よくある金額(税込) 標準的な金額(税込) 実例の数
親子ドア・片袖付きドア(幅1〜1.5m) 約35.2万〜59.2万円 約48.7万円 13か所

片開きのドア、両袖付きの幅の広いドア、玄関引戸、勝手口ドアは、見積の数が少ないため目安は出していません。個別にお見積りします。玄関ドアの金額は、断熱の性能、電気錠(スマートキー)の有無、デザインによって大きく変わります。製品についてはドアリモのページとリシェントのページ、機能の選び方は玄関ドアの機能性のページでご紹介しています。

マンションの一室で新しい窓枠を取り付ける職人

工事費・残材処理費・諸経費

見積には、窓やドアの製品のほかに、次の費用が入ります。

費用 内容 よくある金額(税込)
施工費 取付け工事の費用。窓やドアの数、大きさで変わります 約8.8万〜19.8万円
残材処理費 取り外した部材などの処分費 約5,500〜2.2万円
諸経費 工事に伴うその他の費用 約1.1万〜2.8万円

施工費は、窓1か所だけの工事と、何か所もまとめて替える工事とで大きく変わります。1回の工事でまとめて替えると、1か所あたりの施工費は下がる傾向があります。

よくある工事の合計金額の目安

製品・施工費・残材処理費・諸経費をすべて合わせた、見積の合計金額(税込・補助金を差し引く前)です。

工事の内容 よくある金額(税込) 標準的な金額(税込) 実例の数
カバー工法の窓1か所だけ 約22.6万〜39.7万円 約31.2万円 8件
玄関ドア(勝手口ドアを含む)1か所だけ 約42万〜63.9万円 約48.7万円 9件
窓とドアを組み合わせた工事 約93.5万〜135.8万円 約111万円 9件

窓1か所だけの工事は、浴室の小窓から掃き出し窓まで大きさがまちまちなため、幅が広くなっています。窓を2〜3か所まとめて替える工事は見積の数が少ないため、ここには載せていません。

補助金を使うと、どのくらい負担が減るのか

断熱性の高い窓やドアへの交換は、国の補助金の対象になることがあります。今回の52件のうち31件の見積で補助金の額が入っており、1件の工事あたりの補助金の額は、標準的な額(金額の順に並べて真ん中の例)で約20.6万円でした。

ただし、補助金の額は、製品の性能、窓の大きさ、その年度の制度によって決まります。制度が変われば額も変わり、予算が上限に達すると受付が終わります。補助金は、工事のあとに戻ってくる形になることもあります。最新の情報は補助金のページと先進的窓リノベ2026のページでご確認ください。

寸法に合わせて作られた、取り付け前の新しい窓と部材

金額が上がりやすいケース・下がりやすいケース

同じ種類の工事でも、次のような場合は金額が上がりやすくなります。

  • 窓が大きい、または特注の形の窓
  • 防火地域・準防火地域などで、防火設備の製品が必要な場合
  • 外側からの作業に足場が必要な場合(足場の手配は当社ではできないため、別にご用意いただくことになります)
  • 玄関ドアで、電気錠やデザイン性の高いドアを選ぶ場合

反対に、同じ日に何か所もまとめて工事をすると、1か所あたりの施工費や諸経費は下がる傾向があります。どこまでを今回の工事にするかは、現地調査のときにご相談ください。

内窓と比べたいときは

今の窓の内側にもう1枚窓を付ける「内窓」は、窓ごと替えるカバー工法より、一般に金額を抑えやすい工事です。内窓の料金は、内窓専門のサイトガラパゴス内窓!でご案内しています。カバー工法と内窓のどちらが向いているかは、窓の傷み具合やお悩みによって変わります。

正式なお見積りまでの流れ

  1. お問い合わせ:窓やドアの場所と数、写真があればお送りください。
  2. 現地調査:寸法を測り、枠の状態とカバー工法が向いているかを確かめます。
  3. お見積り:製品・工事費・補助金の見込みをまとめてお出しします。
  4. ご契約・製品の手配:製品は寸法に合わせて作るため、工事まで日数をいただきます。
  5. 工事:壁を壊さないカバー工法で取り替えます。

詳しくはご依頼の流れをご覧ください。当社が施工した工事には、5年間の保証(保証金額の上限は3万円)をお付けしています。保証の内容は保証のページでご確認いただけます。

よくあるご質問

このページの金額で工事を頼めますか?

このページの金額は、過去の見積から出した目安です。実際の金額は、現地調査で寸法とお家の状態を確かめてからお出しする見積で決まります。

見積のあとで断ってもよいですか?

お見積りの内容をご覧いただいてから、工事をするかどうかをお決めください。ほかのご質問はよくあるご質問にまとめています。

ご相談はお問合せフォームからどうぞ。

(集計)当店の2025年5月〜2026年9月のカバー工法の見積(出し直しをまとめて52件の工事)

文:マドアーズ!編集部